こんにちは、TKです!
資産運用経験とファイナンシャルプランナー資格を活かして、資産運用に悩む初心者の方に役立つ情報を発信しております。

と悩んでいる人は多いと思います。
そんな人に向けて、「資産運用とは何かを理解して、何を始めればいいか整理できる」記事を書きました!
この記事は、こんなお悩みを持つ方向け!!
- 資産運用するべき?やめるべき?わからない。
- 資産運用はやめたほうがいいって言われるのはなんで?
- 具体的に何から始めればいいの?
この記事を読めば「資産運用をすべきかどうか」「まず何をすればいいか」を、初心者でも理解いただき行動に移すことができます!
なぜなら、実際に私もこの方法で悩みに向き合い、実際に資産運用を始めた経験があるからです。
それではどうぞ!時間がない方は、目次から気になるところへ飛んでください!
目次 [hide]
そもそも資産運用とは?
そもそも資産運用とは、
「自分のお金(資産)を増やすことを目的に、預貯金と投資のバランスを考えて運用すること」
です。
自分のお金(資産)を増やすことの目的は、
人生の三大出費
・住宅購入資金(都内中古マンションで約5000万)
・子供教育費(1人あたり約1700万)
・老後生活費(約2000万〜3000万)
に備えるためであったり、
最近流行りのFIRE(経済的早期リタイア)に必要な資産を蓄える目的であったりと、その必要額や目的は人それぞれです。
でも、ある明確な目的を持ってないいけないわけではありません。
漠然と老後生活費が不安だからと言う理由でもいいです。
いずれにしても、資産運用において重要なことは
預貯金をきちんと蓄えたうえで、余裕のある範囲で投資運用をすること
です。
資産運用をやめたほうがいいと言われる理由は?
資産運用をやめたほうがいいというのは、投資をやめたほうがいいと言うことですが、そう考える人は大きく以下のような理由を挙げます。
理由① 元本保証がない
投資をするとお金が増える可能性はある一方で、お金が減る可能性もあります。
投資は、100円で買ったものが相場値動きにより110円になったり90円になったりするためです。
90円になれば10円の損失になりますので、元本保証がないとことになります。
逆に、元本保証型の金融商品としては銀行普通預金がありますが、これは預けたお金がみかけ上減ることはありません。
結局、投資をやめたほうがいいと考える人は、苦労して稼いだ金を目に見えて損したくないと考え、投資をしない理由に元本保証がないことを挙げます。
理由② 知識がない(時間もない)
投資には株式、債券、為替、先物、投資信託など選択肢がたくさんあり、それぞれ知識が必要になります。
それぞれ金融商品がどのような特徴を持っているかはもちろんのこと、取引に当たっては経済動向から値動きを予測するファンダメンタル分析や、チャートの形状や特徴から値動きをテクニカル分析など投資にあたって必要になる知識はたくさんあります。
結局、投資をやめたほうがいいと考える人は、これら知識がない状態で投資をはじめても勝てるはずと考え、投資をしない理由に知識がないことを挙げます。
また、知識を勉強しようにも時間がないと考える人はそれを言い訳にして投資をしない理由にしています。
理由③ 何をすればいいのかわからない
投資を始めたいと思う人でも、理由②の通り、投資には様々な対象と必要知識があり、よくわからないという人もます。
心理学で、選択肢が多すぎると人間は選択や決定をしなくなる傾向になるという「ジャムの法則(決定回避の法則)」というものがあります。
投資を始めたことがない人は、投資対象もたくさんあるし、勉強しなきゃいけない知識もたくさんあるし、何をどう勉強し始めればいいかわからないと行動をしなくなるのです。
結局、投資にやる気や興味はあるけど何から始めればいいのかわからないと、投資をしないのです。
逆に資産運用をしないとどうなる?
逆に資産運用として投資をしないで預貯金のみでの運用となる場合にどうなるかを見ていきましょう。
①資産が増えない
預貯金のみでの運用の場合、今は超低金利時代なので大手銀行で年利0.001%です。
これは1000万預けて年100円利子を得られるレベルで、これを複利効果で50年続けたところで,5000円になる程度でほぼお金は増えません。
昔は銀行預金で年利5%レベルなど、今のなんと5000倍でしたので、その時代を知っている人は預貯金でお金を増やせばいいと考える人も少なくありませんが、時代が違うのです。
結論、預貯金のみでは資産は増えません。
②資産の価値が減る可能性が高い
日本では日銀金融政策として「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と掲げています。
つまり、物価を1年ごとに2%ほど上昇させていくのが日本の金融政策上の目標になっているわけです。
実際、2000年から2017年の間で国産牛ロース肉100gは734円から906円まで年1.2%ほど物価上昇していますので、物価上昇が生じていることがわかるかと思います。
そうすると何が起こるかと言うと、相対的に預貯金の価値が減ることになります。
たとえば、商品Aを100円で買えていたものが120円出さないと買えなくなるので、100万円あった預貯金は83万と同程度の価値になるということです。
確実に物価が上がっていくのかと言う疑問はあるかもしれませんが、国として物価上昇2%を目標に掲げているので、物価上昇はかなり確率の高いことだと言うことがわかると思います。
結論、物価上昇(インフレ)に伴い預貯金の価値は相対的に減る可能性が高い。
③時間を味方にできなくなる
投資にもいろいろな方法がありますが、長期的に少額ずつ積み立てる方法があります。
リスクを最小限にして運用するドルコスト平均法という手法です。
簡単に言うと、長い時間を味方につけて少額を積み立てることで安定的に利益を出していくことができる手法です。
つまり、投資をはじめるのが遅いだけ、時間を味方につけることができず、リスクが残る投資をするしかなくなることになります。
資産運用をすべきか否かを整理!
まず、だれしもが将来の出費に備えて適切な預貯金確保はしていくべきで、自身の人生設計を考えて預貯金をきちんと作っていけるのが望ましいです。
次に、預貯金だけでは賄えない分を投資で確保していくことが望ましいです。
どれだけ増やせばいいかというと自分の人生設計によりますが、ただ漠然とお金を増やすでも最初は構わないです。
これまでの話を整理すると以下が結論になります。
①投資をせず、預貯金運用のみでいい人
- 預貯金のみで将来必要となる出費に備えることが可能な人
- 預貯金が減ることが嫌な人
- 将来の物価上昇による預貯金価値の減少リスクに耐えられる人
②預貯金に加えて投資運用をすべき人
- 預貯金のみで将来に備えるのが不安な人
- 将来の物価上昇リスクに備えたい人
- ①に当てはまらない人
実際、なにから始めればいいのかをズバリ!
預貯金のみの運用でいいか、投資運用をすべきかを整理しましたが、次は実際になにから始めればいいのかについてズバリ説明していきます。
①預貯金運用なにすればいい?
預貯金運用とはどのようなことをすればいいのでしょうか。
預貯金を守る(=節約する)と言う観点で提案していきたいと思います。
預貯金運用のみでいいとなった人はもちろん、投資運用する人も是非ご覧ください。
金利、手数料の安い銀行を選ぶ!
最低限、預金をする銀行はきちんと選びましょう。
現在の銀行は様々ですが、ネット銀行は店舗を設けていない分店舗にかかる固定費や人件費を削減することで、その分サービスに転嫁しています。
具体的には金利を高くしたり手数料を一部無料化するなどです。
実際もう通常使っていて銀行店舗を使うこともなかなかありません、そのような店舗サービスに余計なお金を払うよりは合理的なネット銀行を選択するのがとてもお勧めです。
金利が高く、手数料無料などのサービス面で優れるおすすめのネット銀行は以下がお勧めです。
楽天銀行
UI銀行
ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ!
普段の買い物をいまだに現金支払いがメインだとしたら、クレジットカードで支払うことを絶対にお勧めします。
たとえば 、2人世帯での平均生活費は30代で月約30万くらいなので年間360万ほどを出費します。
360万全額を支払いポイント還元率1%のクレジットーカードで支払いをした場合、なんと3.6万分のポイントを獲得でき、1ポイント=1円の場合は普通に生活するだけで3.6万貰えます。
クレジットーカードはたくさんありますので何を選んでいいかわからないと思う方も多いと思います。
まずは無難に以下を選んでみて徐々に自分好みのカードを選んでいくのをお勧めします。
ちなみに私は以下でポイントを貯めてます、貯めたポイントでラグジュアリーなホテルステイを楽しむのが最高です!
ポイント投資をしてみる!
最後に、預貯金運用のみでいいと思いながらも、みんな投資してるし、お金があったほうがいいには越したことがないから、いずれは投資もしてみたいという方には、ぜひポイント投資からスタートしてみることをお勧めします。
たとえば、楽天銀行で楽天カードをメインで利用しているならざくざくと楽天ポイントがたまります。
このポイントはただ貰えたポイントなので、損をしたところで特に預貯金が減るわけでもありません。
投資に興味があるけど、預貯金が減るのが怖いと言う方はポイント投資を始めてみるのをお勧めします。
②投資運用なにをすればいい?
さあ投資を始めるぞ!と納得しても何から始めればいいのでしょうか。
複雑な解説はさておき、まずはこれから始めてください。
何個も選択肢があると悩むと思うので、あえて一択の提案です!
インデックスファンドにつみたて投資をはじめる!
いわずもがなのインデックスファンドに積立投資を始めていただきたいです。
このインデックスファンドへの積立投資のメリットは以下です。
- 時間がなくてもできること
- 知識がなくてもできること
- 手間が少ないので面倒なくできること
- 判断力が求められないこと
細かい話は別記事にてご紹介することにしますが、簡単に言うと”定額を定期的にある銘柄に継続して積み立ててあとは放置するだけ”というイメージです。
口座を開いて毎月の積立金額と銘柄さえ決めてしまえばあとは放置するだけで、長期的(20-30年)に上昇傾向を見せる世界経済に乗っかり利益を出していく投資です。
この投資手法が初心者向けでリスクも低いことから、政府が積極的に国民に勧めている制度が”つみたてNISA”なのです。
つみたてNISAの詳細は以下の記事で紹介します。
やることは以下の2つだけです。
- 証券口座を開く
- 銘柄を決めて自動つみたてを設定する
どの証券口座を開けばいいかや、銘柄選び、自動設定の方法と具体的な手順も以下の記事で紹介します。
③まだ悩んでいる人はなにすればいい?
ここまで読んでいただいたにも関わらず、まだ預貯金だけで頑張るべきか、投資をすべきなのかもやもや悩むという方はいらっしゃいますか。
その悩みの原因はズバリ、自分が将来どのような支出をしてどの程度の資産が必要になるのか、つまりマネープランがわからないからです。
そのような方は是非一度自分のマネープランを作ってみることをお勧めします。
マネープランは自分の人生設計とも深く関わるので少し面倒に思いますが、今後いつかは考えることです。
マネープランを作るには、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのが手っ取り早いです。
無料で相談をしてもらえる以下のようなサービスもあります。
あとは、ココナラなどで独立系FPを探してみるのもいいです。
私も実はFP資格を保有していますのでコメント等でのご相談は歓迎です。
まとめ
今回は、
- 資産運用をやめたほうがいいと言われる理由
- 資産運用しないとどうなるか
を紹介し、資産運用すべきか否かの判断基準を整理提案させていただきました。
さらに具体的に何を始めればいいのか簡単に紹介させていただき、これを機に少しでも行動に移していただける方がいてくれれば嬉しいと思っています。